剣客商売番外編黒白(こくびゃく)
ようやく読み終わりました。
本編終わる前に読むべきでした。(書かれた順に)
本編中で、小兵衛の古い友人が死んで、そのために小兵衛はしばらくの間自分の死を考えたりと、落ち込んだ生活する話が書かれているのですが、本編ではそのキャラその話ではじめて出てくるわけです。
感情移入も何も無くさっくり読んでしまったわけですが、この黒白ではそのキャラが頻繁に出てくるわけです。
これ読んでから本編読んでれば衝撃的な事件だったのになぁ。



この番外編は、本編で60歳を超えている小兵衛がまだ若い頃の話で、大次郎も生まれていないですし、話のはじめのほうではまだ小兵衛は死んだ奥さんと結婚すらしてません。
波切八郎という剣客が主役で、小兵衛と真剣勝負をするはずだった波切が、ある事件をきっかけに転落人生を歩むような話が書かれています。
なんだか仕掛け人に似たような話があったような気がしたりしなかったり。
剣客商売はあと番外編1冊で読み終わります。ながかったなぁ。